飲食店の固定費の内訳と削減順序|30年経営者が年25万円削減した実例【2026年】

【PR】本記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)が含まれます。

「売上が上がっても手残りが増えない」

「毎月の引落しが何にいくらかかっているか正確には把握していない」

——飲食店オーナーさんから本当によく聞く悩みです。

筆者は30年、実店舗を経営してきた現役の飲食店オーナー。固定費を見直すまでは、月55万円もかかっていた固定費が、見直し後には月33万円(年間約25万円削減)まで下がりました。特別な技術は要りません。「見直す」という行動だけです。

【結論】固定費の目安と削減順序

  • 固定費率は売上の30〜40%以内が目安
  • 家賃は売上の10〜15%以内が黒字経営の目安
  • 削減効果が大きい順:電気→通信→保険→POS→カード化
  • 削減した分はそのまま利益になる(売上増加と違いリスクゼロ)
  • 30年経営者の実績:年25万円削減(電気・通信・保険のみ)

削減効果No.1の電気代から始める

エネチェンジなら無料で電力会社を比較/切替工事0円・違約金なし

エネチェンジで電力会社を比較する →

※公式サイトへ移動します

📋 この記事でわかること

  • 飲食店の固定費の内訳と項目別月額目安
  • 業態別・月商別の固定費率の適正ライン
  • 削減しやすい固定費・しにくい固定費の見極め方
  • 30年経営者が年25万円削減した実例(項目別の削減額)
  • 固定費を「見える化」する具体的手順

目次

飲食店の固定費とは

固定費とは売上の増減に関わらず毎月一定額かかるコストです。原価(変動費)と異なり、売上がゼロでも発生します。

利益の計算式(シンプル版)

利益 = 売上 − 原価(変動費)− 人件費 − 固定費

固定費を1円削減すると、利益が1円増える。売上増加と違い、確実に利益に直結する

飲食店の固定費・項目別の月額目安

固定費の種類 小規模店舗の目安 削減しやすさ
家賃・共益費 10〜25万円 △ 交渉・移転でのみ削減
電気代 3〜8万円 ◎ 新電力切替で削減
ガス代 1〜5万円 ○ 切替・使用量管理で対応
水道代 0.5〜2万円 △ 使用量削減で一定改善
通信費(光・スマホ) 0.5〜2万円 ◎ 格安回線で即削減
保険料(火災・賠償等) 0.5〜2万円 ◎ 見直し・一括払いで削減
リース・ローン(厨房等) 1〜5万円 △ 繰上返済・乗換で対応
POS・システム費用 0〜2万円 ◎ 無料プラン切替可
廃棄物処理費 0.3〜1万円 △ 業者見直しで一定削減

この表で「◎」が付いている項目(電気・通信・保険・POS)から着手するのが最短です。家賃・リースは契約縛りがあるので後回しでOK。

業態別の固定費率の目安

業態 月の固定費目安 特徴
カフェ・喫茶店(〜20坪) 20〜35万円 家賃中心・光熱費低め
ラーメン・定食(20〜40坪) 30〜50万円 ガス代・換気設備の電気代が多め
居酒屋・ダイニング(30〜60坪) 40〜70万円 家賃・人件費が高くなりがち
焼肉・鉄板(換気設備多い) 50〜100万円 換気・空調の電気代が圧倒的
テイクアウト・弁当 15〜30万円 家賃・席数縛りが小さい

自分の店の月固定費がこの目安を超えていたら、「◎」項目から見直す価値ありです。

固定費率の適正ラインと費用構成

飲食店の固定費率(固定費 ÷ 売上)は、売上の30〜40%以内に収めるのが目標。FLコスト(原価+人件費)が60%以内の場合、残り40%で固定費をすべて賄い、さらに利益を出す必要があります。

【例】月売上100万円の費用構成

項目 金額 売上比
原価(F) 30万円 30%
人件費(L) 30万円 30%
家賃 15万円 15%
光熱費・通信費・保険等 20万円 20%
営業利益 5万円 5%(ギリギリ黒字)

この例で光熱費・通信費・保険を合計3万円削減できれば、利益率は5%→8%に改善します。固定費削減は削減した分がそのまま利益になる、最も確実な利益改善の手段です。

30年経営者の実例|年間25万円削減した内訳

筆者の店(客単価2,800円・席数20)で、実際に削減した固定費の内訳をお伝えします。

項目 見直し前 見直し後 年間削減額
電気代 月 52,000円 月 38,000円 ▲168,000円
通信費(光+スマホ) 月 9,500円 月 7,000円 ▲30,000円
火災保険 年 36,000円 年 12,000円 ▲24,000円
自動車保険(事業用) 年 78,000円 年 40,000円 ▲38,000円
合計 ▲260,000円/年

見直し作業にかかった時間は合計で約8時間。時給換算で年26万円戻ってくる仕事です。やらない理由がありません。

削減のためにやったこと

  1. 電気代:地域大手電力会社→新電力(業務用プラン)に切替(手続き10分)
  2. 通信費:大手キャリアから格安SIM+光コラボに乗換
  3. 火災保険:地震保険の重複を整理(テナントで建物部分は大家が加入済み)
  4. 自動車保険:対面型からダイレクト(ネット)型に切替

どれも「契約を変える」だけ。事業の中身は何も変えていません。これが固定費削減の最大の魅力です。

電気代だけで年16.8万円削減できたのが筆者の実例。法人・店舗向けに強い2社を見比べてください。

法人・店舗向け新電力

ハルエネでんきは飲食店導入実績多数/切替工事不要・違約金なし

ハルエネでんき →

シンプルに最安を狙うなら

しろくま電力は大手電力より最大19%安/面倒な解約手続き一切ナシ

しろくま電力 →

※両方とも切替工事不要/公式サイトへ移動します

削減しやすい固定費から着手する4ステップ

① 電気代(年間削減効果:大)

飲食店の電気代は月3〜8万円。新電力への切替だけで年5〜15万円削減できるケースが多い。業務用エアコンのフィルター清掃・冷蔵庫の設置場所・冷凍機の管理方法でも月単位で差が出ます。

👉 詳細:飲食店の電気代の平均と削減方法電気代を年間10万円削減した手順

② 通信費(年間削減効果:中)

光回線を格安プロバイダに変えると月1,500〜2,500円、スマホを格安SIMにすると月3,000〜5,000円の削減。年間で合計2〜3万円の削減が可能です。

💡 スマホは格安SIMで月数千円削減|NUROモバイル(SONYグループ)

5GB 月額499円・1年間ずっと割引のキャンペーン実施中。ドコモ回線で品質も安定。オーナー個人スマホ・スタッフ用法人スマホの通信費削減に最適です。

👉 詳細:通信費を年間3万円削減する具体的な方法

③ 保険料(年間削減効果:中)

店舗の火災保険・損害賠償保険は「とりあえず入ったまま」が多いコスト。補償内容の重複・不要特約の見直しで年数万円の削減が可能。複数社見積もりで一気に下がります。

👉 詳細:飲食店の保険を見直して固定費を削減

複数社の保険を一括比較するなら|FPに無料相談

3社から自分で見積もりを取るのは大変。「みんなの生命保険アドバイザー」なら経験豊富なFPが複数の保険会社を中立的に一括比較。店舗規模・売上に合わせた最適な組み合わせを無料で提案。面談予約・相談料すべて無料です。

無料保険相談を予約する →

※面談予約・相談料すべて無料/公式サイトへ移動します

④ POSレジ・決済システム費(固定費ゼロ化)

有料POSレジを使っているなら、Airレジ(無料)への切替で月額固定費をゼロに。Airペイ+AirペイQRと組み合わせれば、決済も同じiPadで管理できます。

決済端末を無料導入|Airペイ

月額無料・端末無料(条件あり)・対応ブランド最多

Airペイを無料申込 →

POSレジを無料化|Airレジ

月額0円・累計利用店舗数No.1・Airペイと完全連携

Airレジに無料登録 →

※Airペイ+Airレジで「決済+POSレジ」が月額固定費0円のセットに/公式サイトへ移動します

削減しにくい固定費との付き合い方

家賃

家賃は売上の10〜15%以内が目安。20%以上を占めていると、どれだけ原価や人件費を改善しても利益が残りにくい構造です。更新のタイミングで交渉する・移転を検討するのが現実的な対応。

👉 関連:飲食店の家賃交渉|タイミングと準備

リース・ローン

厨房機器・POSシステムのリースは中途解約が難しく、すぐに削減できません。契約満了時にリース継続か買取か比較検討することが重要。残債一括返済で総コストが下がるケースもあります。

固定費を「見える化」する具体手順

固定費削減の第一歩は「今いくら払っているか正確に把握する」ことです。以下の4ステップで30分で完了します。

  1. 引落口座の通帳・WEB明細を準備(過去6ヶ月分)
  2. 毎月発生している固定費を一覧化(Excel・紙でOK)
  3. 項目ごとに月額・年額を計算
  4. 「◎」が付く項目(電気・通信・保険・POS)から見直し開始

これだけで「あ、このサブスク使ってない」という発見が3件は出ます。筆者も見直し時に、解約忘れの法人携帯1回線(月2,200円)と使っていない業者向けサービス(月3,300円)が見つかりました。

クラウド会計ソフトを使えば銀行・カード明細から固定費が自動集計されるので、毎月の変動も把握できるようになります。

よくある質問

Q. 家賃は固定費の何%が目安?

売上に対する家賃の目安は10〜15%以内。月売上100万円なら家賃は15万円以内。これを超えると、他のコストとのバランスを取るのが難しくなります。

Q. 固定費と変動費の違いは?

固定費は売上に関わらず毎月かかるコスト(家賃・電気代基本料・通信費等)、変動費は売上・仕入れ量に応じて増減するコスト(食材費・消耗品等)。利益改善の観点ではまず固定費から着手するほうが効果が安定します。

Q. 固定費見直しはどれくらいの頻度ですべき?

年1回(決算前後)がおすすめ。契約の更新タイミングが集まりやすく、削減効果も大きくなります。サブスクの解約は気付いた時点で即対応を。

Q. 家賃交渉は本当に成功する?

成功率は地域・大家次第ですが、「周辺相場の調査資料」+「3年以上の良好な賃貸履歴」を持参して交渉すると、月5〜10%下がるケースがあります。更新のタイミングが最大のチャンス。

Q. 電気の新電力切替は本当に安全?

変わりません。電線・変電設備は大手電力会社のものを使うため、停電対応も電力品質も同じ。「安くなったら品質が落ちる」は誤解です。

Q. リース解約は損する?

中途解約は違約金が発生するケースが多いです。契約書を確認し、残債と違約金の合計が削減効果を上回るか試算してから判断を。

まとめ|固定費削減は「見直す」だけで利益が増える

30年経営してきて確信しているのは、固定費削減は「事業の中身を変えずに利益が増える」最も確実な手段だということです。

  • 固定費率は売上の30〜40%以内を目標
  • 家賃は売上の10〜15%以内が目安
  • 削減順序:電気→通信→保険→POS→カード化
  • 筆者実績:年間25万円削減(電気・通信・保険・自動車保険)
  • 見直し作業時間:合計8時間(時給換算で年31,250円相当の労働)

「契約を見直す」という1日の行動が、10年で250万円の利益差を生みます。まずは今月の引落明細を見ることから始めてみてください。

削減額最大の電気代から始める

エネチェンジなら全国の電力会社を一括比較・最安値が1分で分かります

エネチェンジで電力会社を比較する →

※公式サイトへ移動します

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

実店舗経営30年。固定費の見直し(電気・通信・保険)で年間約19万円を削減した経験をもとに、小規模事業者が「知らないと損する」お金の話を発信。難しい経営知識より、明日から使える実践情報を優先しています。

目次