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「毎月いくつかのサービスに課金しているが、全部把握できていない」「通信費は少額なので後回しにしてきた」「グルメサイト、本当に元が取れてるのかよくわからない」
通信費やサブスクは1件あたりの金額が小さいため見落とされがちですが、積み重ねると月3〜10万円・年36〜120万円規模になります。「なんとなく使っている・なんとなく払っている」が最も危険な支出です。
この記事では、飲食店の通信費・サブスク費用の洗い出し方と、削減のための実践5ステップを解説します。
筆者は30年、実店舗を経営してきた現役の飲食店オーナーです。一斉棚卸しで年15万円のサブスクを解約、光回線の乗換でさらに年3万円削減しました。その実体験を踏まえて解説します。
📌 この記事の結論
- 通信費・サブスクは月3〜10万円(年36〜120万円)規模になっていることが多い
- 削減の第一歩はクレカ明細・口座引落から全契約を洗い出すこと
- スマホは大手旧来→新料金プラン(ahamo・povo等)切替で月1台5,000円超の削減も可能
- グルメサイトは「月額費用÷経由来客数」で客単価30%超なら見直しが判断基準
- 筆者(30年現役)はサブスク棚卸しで年15万円+光回線乗換で年3万円削減
📋 この記事でわかること
- 飲食店に関わる通信費・サブスクの種類と月額目安
- 光回線・スマホ・固定電話の見直しポイント
- グルメサイトの費用対効果の測り方(具体式あり)
- 使っていないサブスクを洗い出す5ステップ
- 30年経営者が実際に解約した「払い続けていたムダ」ワースト5
- 会計ソフトで費用を継続管理する仕組み
飲食店の通信費・サブスク費用の内訳と目安
まず、飲食店に関わる通信費・サブスク費用にはどのような種類があるかを整理します。
| カテゴリ | 具体的な費用 | 月額の目安 |
|---|---|---|
| 通信費 | 店舗のインターネット回線(光回線など) | 3,000〜8,000円 |
| 固定電話・予約受付用電話 | 1,000〜3,000円 | |
| オーナー・スタッフのスマホ(事業用) | 3,000〜15,000円×台数 | |
| サブスク・SaaS | POSレジ・会計ソフト | 0〜30,000円 |
| グルメサイト(食べログ・ホットペッパー等) | 5,000〜50,000円以上 | |
| BGM配信サービス | 1,000〜5,000円 | |
| 予約管理・勤怠管理ツール | 3,000〜15,000円 | |
| クラウドストレージ・Office系 | 500〜2,000円 | |
| その他(セキュリティカメラ・Wi-Fi管理等) | 1,000〜5,000円 |
項目を合計すると、月3〜10万円、年間36〜120万円になることも珍しくありません。「1つひとつは少額」という感覚が積み重なって大きな固定費になっています。
🔥 30年経営者のリアル体験|棚卸しで出てきた「払い続けていたムダ」ワースト5
- 退職スタッフ用のツールアカウント3つ(月計4,800円/14ヶ月で7万円超)
- 予約管理ツールの重複(2年間、実質片方しか使っていなかった/年3.6万円)
- 無料期間後にそのまま継続していた写真編集アプリ(月1,200円×18ヶ月=2.1万円)
- 有料のグルメサイトプランで効果測定していなかったもの(年12万円を無料プランに変更)
- 大手キャリア旧プランのまま放置したオーナースマホ(月1万円×12=年12万円)
合計すると年間で約15万円。1件ずつ見れば小さくても、積もれば利益を押し下げていました。
通信費の見直しポイント
① 店舗インターネット回線の見直し
POSレジ・キャッシュレス決済・予約システムのためにインターネット回線は必須ですが、契約プランが実際の使用量に見合っていないケースがあります。
- 現在の契約速度・プランを確認する(請求書またはプロバイダのマイページで確認)
- 開業時に「とりあえず高いプランにした」まま見直していない場合は、下位プランへの切り替えで月2,000〜3,000円削減できることがある
- 光回線の2年・3年契約が満了しているなら、乗り換えキャンペーンを利用して費用を下げられる可能性あり
- 固定電話をIP電話(050番号)や転送サービスに切り替えることで、基本料金を削減できる
② スマホ・携帯電話料金の見直し
オーナーや社員のスマホを事業用として経費計上している場合、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から格安SIM(MVNO)や大手サブブランドへの切り替えで大幅に削減できます。
| 種別 | 月額の目安(1台) | 注意点 |
|---|---|---|
| 大手キャリア(旧来プラン) | 8,000〜12,000円 | 高いが安心感はある |
| 大手キャリア新料金プラン | 3,000〜5,000円 | ahamo・povo・LINEMOなど |
| 格安SIM(MVNO) | 1,000〜3,000円 | 混雑時間帯に速度が落ちる場合あり |
3台のスマホを大手旧来プランから新料金プランに変えるだけで、月1〜2万円・年間12〜24万円の削減になることもあります。筆者は自身のスマホをahamoに変えて月11,000円→2,970円になりました(年間約9.6万円の削減)。
サブスクリプションの見直しポイント
① グルメサイトの掲載費用を費用対効果で判断する
食べログ・ホットペッパーグルメ・ぐるなびなどのグルメサイトは、掲載プランによっては月5,000円〜数万円かかります。問題は「払い続けているが効果を測っていない」ケースです。
費用対効果の確認方法
- 各サービスの管理画面でページビュー数・電話予約数・Web予約数を確認する
- 「このサイト経由での来客はいますか?」とスタッフに聞くか、来店アンケートで把握する
- 月額費用 ÷ 経由来客数 = 1件あたりの獲得コストを算出する
- 獲得コストが客単価の30%を超える場合は見直しを検討する
例:月3万円プランで経由来店が月10組・客単価4,000円の場合、獲得コスト3,000円/売上4,000円=獲得コスト比率75%。これは見直し対象です。
⚠️ 注意:グルメサイトは「無料掲載」でも口コミやSEO効果があります。有料プランを解約しても無料掲載は継続できる場合が多いため、まず「有料プランが必要か」を見直すのがおすすめです。
② 使っていないツール・重複サービスを整理する
開業時や新しいツールを試した際に契約したまま使っていないサービスが残っているケースがよくあります。
よくある「払いすぎ」のパターン
- 予約管理ツールを2つ契約していて、実際には1つしか使っていない
- 会計ソフトとPOSレジが両方「月次レポート機能」を持っていて重複している
- 無料トライアルで始めたサービスがそのまま有料に移行して気づかず課金が続いている
- BGMサービスを「著作権対応で入れた」が、現在は別の方法に変えていて両方払っている
- クラウドストレージを個人・事業用で複数契約していて容量が余っている
- 退職したスタッフのアカウントが残っていて課金が続いている
③ BGM・著作権処理サービスの最適化
店内BGMには著作権料(JASRAC・NexTone)の処理が必要ですが、USENなどのBGMサービスの料金体系を長期間見直していない場合は見直しの余地があります。近年は月額1,000円台からの著作権フリー音楽サービスも増えており、業態によっては切り替えが有効です。
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通信費・サブスクを見直す5ステップ
STEP 1:現在の契約を全部書き出す
まず「何にいくら払っているか」を一覧にします。以下の方法で漏れなく洗い出しましょう。
- 事業用クレジットカードの明細を3〜6ヶ月分確認する
- 事業用銀行口座の引き落とし履歴を確認する
- メールボックスで「ご請求」「明細」「領収書」を検索して契約中サービスを洗い出す
- Googleアカウント・Appleアカウントのサブスク管理画面を確認する
STEP 2:各サービスを「必要・不要・要検討」に分類する
| 分類 | 判断基準 | 対応 |
|---|---|---|
| 必要 | 日常的に使っていて、ない場合に業務が止まる | 継続。ただしプランの見直しは検討する |
| 不要 | 過去1〜3ヶ月ほぼ使っていない、または重複している | 即時解約を検討 |
| 要検討 | たまに使う、または費用対効果が不明 | 1ヶ月間使用状況を記録して判断する |
STEP 3:プランのダウングレードを検討する
解約まではしないが、上位プランの機能を使っていない場合は下位プランへの変更を検討します。POSレジ・予約管理ツールなどは「全機能を使うつもりで上位プランにしたが、実際は基本機能しか使っていない」ケースがよくあります。
STEP 4:年払いと月払いを使い分ける
継続して使うと決めたサービスは年払いに切り替えると10〜20%割引になることが多いです。逆に使用頻度が不安定なサービスは月払いのままにして、いつでも解約できる状態を維持します。
STEP 5:会計ソフトで費用を「見える化」して定期確認する
一度整理しても、時間が経つとまた増えていきます。月次で通信費・サブスク費用の合計を確認する習慣をつけることで、不要な出費が増えていないかをチェックできます。
💡 マネーフォワード クラウド会計やfreee会計は事業用クレジットカードや銀行口座と連携すると、通信費・サブスクの支払いが自動で「通信費」「諸経費」などの勘定科目に仕分けされます。月次で費用の内訳を確認するだけで、「増えていないか・不要なものが混じっていないか」を素早く把握できます。青色申告との相性も抜群です。
よくある質問
Q. グルメサイトを解約すると集客に影響しますか?
有料プランを解約しても、無料掲載(口コミページ・基本情報)は残るケースが多いです。集客への影響は業態・立地・口コミ数によって大きく異なります。まず無料プランに変更して1〜2ヶ月様子を見るのが安全な判断方法です。なお、解約タイミングや更新条件を事前に確認することが重要です。
Q. 固定電話は解約してもよいですか?
予約受付を固定電話で行っている場合は維持が必要です。ただし基本料金の安いIP電話(050番号)や電話転送サービスへの切り替えで費用を削減できます。また、一部の業種では固定電話番号がある方が信頼性の観点で重要な場合もあるため、業態に応じて判断しましょう。
Q. サブスク管理を楽にする方法はありますか?
事業用のクレジットカードを1枚に集約し、そのカードからしかサブスク課金しないルールを作ると管理が楽になります。「1枚のカード明細を見れば全サブスクがわかる」状態にするのが理想です。会計ソフトとの連携で自動仕分けされれば、月次確認がさらに効率化されます。
Q. スタッフが使うツールのサブスクはどう管理すればよいですか?
スタッフが個別にアカウントを作って使っているケースは把握漏れが起きやすいです。事業用ツールは必ずオーナー・管理者のメールアドレスで登録するルールを設けましょう。退職したスタッフのアカウントが残っていて課金が続いているケースも実際にあります(筆者もやりました)。
Q. 通信費は全額経費にできますか?
事業で使う分は経費になります。オーナー個人のスマホを事業兼用している場合は、使用割合に応じて「家事按分」します。例えば事業7割・私用3割なら、月1万円のうち7,000円を経費計上。青色申告ならPOSレジ用タブレット等の通信費も漏らさず経費にできます。
まとめ|通信費・サブスクは「一斉棚卸し」が最強
飲食店の通信費・サブスク見直しのポイントをまとめます。
- 通信費・サブスクは積み重なると月3〜10万円規模になっていることがある
- まずクレカ・口座明細から全契約を洗い出すことが第一歩
- スマホは大手旧来プランから新料金プランへの切り替えで大幅削減できる
- グルメサイトは費用対効果を数字で確認してから有料・無料を判断する
- 使っていないサービスは「要検討」に置かず、1ヶ月で判断して解約する
- 会計ソフトで月次の通信費・サブスク費用を確認する習慣をつくる
通信費・サブスクの見直しは一度行えば年間数万〜十数万円の節約につながります。まず直近のカード明細を確認し、把握できていない支出がないかチェックすることから始めてみてください。筆者も「めんどくさいから後回し」にして3年間で45万円近く余計に払っていました。やるなら今です。
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