中小企業や飲食店にとって、通信費は“気づかないうちに利益を削る固定費”です。
電気代や原価は気になる。
しかし通信費は「まあこんなものか」で放置されがち。
私もそうでした。
しかし実際に見直してみると、年間で10万円以上の差が出ました。
通信費は“静かに削れる固定費”です。
そして改善しやすい分野でもあります。
1. まずは通信費をすべて書き出す
通信費削減の第一歩は、現状把握です。
書き出すべき項目:
- 法人スマホの台数
- 1台あたりの月額料金
- 光回線・モバイル回線の費用
- プロバイダ料金
- サブスク・クラウドサービス
多くの中小企業では、
✔ 古い料金プラン
✔ 不要オプション
✔ 使っていない回線
が放置されています。
固定費全体の整理方法はこちら
👉 小さな会社が毎年ムダに払っている固定費5選
2. 法人スマホは本当にそのプランが必要か?
よくあるケース:
- データが毎月余っている
- かけ放題を使っていない
- 店舗Wi-Fiがあるのに大容量契約
プラン変更だけで、1台あたり月2,000円削減できることもあります。
2台なら月4,000円。
年間約5万円。
何も変えていないのに5万円です。
3. 光回線はオーバースペックになっていないか?
飲食店で動画編集や大容量データ通信をすることはほぼありません。
それなのに、
- 法人専用高額プラン
- セキュリティオプション
- プロバイダ二重契約
これがよくあります。
整理するだけで月3,000円削減できることも。
年間36,000円。
飲食店に光回線が本当に必要かは、こちらで詳しく解説しています。
👉 飲食店に光回線は必要?小規模店舗の現実
4. サブスク・クラウドツールの棚卸し
意外と大きいのがサブスク。
- 会計ソフト
- 予約管理
- メール配信
- オンラインストレージ
月1,000円でも、
1,000円 × 12ヶ月 × 5サービス = 年6万円
「便利だから」という理由で残していないか。
一度棚卸しするだけで、簡単に数万円軽くなります。
5. 通信費は法人カードと相性がいい
通信費は毎月確実に発生します。
法人カードで支払えば、
- ポイント還元
- 経費管理の効率化
につながります。
年間50万円の通信費なら、
還元率1%で5,000円。
削減+還元の二重取りです。
6. 私の店舗での削減例
- スマホ見直し:約5万円/年
- 回線整理:約3万円/年
- サブスク整理:約2万円/年
合計:約10万円削減。
通信費は地味ですが、積み上げると確実に利益になります。
7. キャッシュレス手数料も通信関連コスト
通信費だけでなく、決済手数料も見直し対象です。
キャッシュレス比率30%なら、年間15万円以上の手数料になることも。
実際の比較レビューはこちら
👉 AirペイとSquareどちらがいい?実体験比較
Squareの審査の通過率や注意点については、 Square審査の詳細解説記事 をご覧ください。
決済会社の選び方で迷っている方は、 Airペイのメリット・デメリット解説記事 も参考にしてください。
通信費だけでなく、決済手数料も利益に直結します。 詳しくは キャッシュレス決済の手数料は高い? をご覧ください。
QRコード決済の代表サービスであるPayPayの導入については、 PayPay導入のメリットと注意点 も参考にしてください。
飲食店でキャッシュレス決済がどれくらい普及しているのかは、 飲食店のキャッシュレス比率 の記事で解説しています。
8. 通信費は“軽くできる固定費”
通信費は、
✔ 即見直せる
✔ 契約変更が比較的簡単
✔ 初期投資が不要
という特徴があります。
電気代と同じく、改善余地が大きい分野です。
👉 電気代を年間10万円削減した方法
通信費だけでなく、飲食店の固定費全体の内訳については、 飲食店の固定費の考え方 の記事で詳しく解説しています。
まとめ|通信費削減は守りの経営の第一歩
通信費削減はシンプルです。
- 書き出す
- プラン見直す
- 回線整理
- サブスク削減
- 支払い最適化
派手さはありません。
しかし、こうした積み重ねが会社の体力を高めます。
固定費は通信費だけでなく全体で考えることが重要です。
👉 固定費削減5選はこちら
飲食店の電気代の目安については 飲食店の電気代のリアル で解説しています。
