Squareの手数料は高い?飲食店で使った実例と月商別シミュレーション

Squareを飲食店に導入しようとすると、気になるのが決済手数料です。

「Squareの手数料は高いのか」「月商が増えたらどのくらい負担になるのか」「Airペイと比べてどう考えればいいのか」と迷う方も多いと思います。

この記事では、40年飲食店を経営してきた現場目線で、Squareの手数料を月商別にシミュレーションし、手数料だけで判断してよいのかを整理します。

目次

Squareの手数料は本当に高いのか?

Squareの決済手数料は、決済方法や契約内容によって変わります。最新の料率は必ず公式サイトで確認してください。

ただ、飲食店オーナーが見るべきなのは、料率の数字だけではありません。

大切なのは、手数料を払ってでも売上機会を逃さない価値があるかです。

現金しか使えない店では、カード払いを希望するお客様を取りこぼす可能性があります。特にランチより客単価が上がりやすいディナー、宴会、テイクアウト、観光客の利用では、キャッシュレス対応の有無が売上に影響することがあります。

Squareの手数料を月商100万円・200万円・300万円別に比較し、負担額とメリットを確認するイラスト
Squareの手数料は、月商別の負担額と売上機会の両方を見て判断することが大切です。

月商別|Square手数料シミュレーション

ここでは、月商100万円、200万円、300万円の飲食店を想定し、キャッシュレス比率50%の場合の手数料イメージを見てみます。

月商 キャッシュレス売上50% 手数料2.5%の場合 手数料3.25%の場合
100万円 50万円 月12,500円 月16,250円
200万円 100万円 月25,000円 月32,500円
300万円 150万円 月37,500円 月48,750円

年間で見ると、月商200万円の店でも30万円から39万円ほどの負担になる計算です。数字だけを見ると、確かに小さくはありません。

手数料だけを見ると高く感じるのは当然

月商200万円の飲食店で年間30万円以上の手数料と聞くと、高いと感じる方は多いと思います。

私自身も、最初は「こんなに払うのか」と思いました。

しかし実際には、カード払いを希望するお客様を逃さないこと、現金管理の時間が減ること、レジ締めが楽になることなど、手数料以外のメリットもあります。

そのため、飲食店では手数料だけを見るのではなく、「その手数料で何が楽になり、どれだけ売上機会を守れるか」を考えることが大切です。

私の店では実際にどのくらい手数料を払っていたか

私の店では、キャッシュレス比率が上がるにつれて、決済手数料も増えていきました。

月によって差はありますが、月商150万〜250万円程度の時期は、決済手数料が数万円になることもありました。

正直に言うと、高いと感じた月もあります。

しかし実際には、カード払いを希望するお客様を逃さないこと、現金管理の負担が減ること、レジ締めの時間が短くなることのメリットの方が大きいと感じています。

40年飲食店を続けてきて思うのは、手数料だけを見るのではなく、「その決済でどれだけ売上を取りこぼさずに済んだか」を考えることが大切だということです。

SquareとAirペイのどちらが合うか迷う場合は、AirペイとSquareを飲食店目線で比較した記事も参考になります。

また、手数料だけでなく入金スピードや使いやすさまで含めて選びたい方は、飲食店向けキャッシュレス決済端末の選び方もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。

実際に両方を現場で使った感想は、AirペイとSquareを飲食店で使った実体験にまとめています。

40年飲食店経営者が考える「高い手数料より怖いもの」

飲食店で本当に怖いのは、手数料そのものよりも、売上を取りこぼすことです。

たとえば、3,000円の会計でカード払いを希望するお客様がいたとします。現金しか使えないことで来店頻度が下がれば、手数料を節約しても売上は減ります。

手数料は見えやすいコストです。一方で、取りこぼした売上は数字に残りにくいコストです。

だからこそ、飲食店では「手数料が高いか安いか」だけでなく、客層、客単価、現金管理の負担、スタッフのレジ締め時間まで含めて考える必要があります。

Airペイと比較したときの考え方

AirペイとSquareを比べるときは、手数料だけでなく、対応決済、端末の使いやすさ、入金サイクル、審査、サポートを見ます。

Squareは導入のしやすさや入金の早さを重視する人に向きやすく、Airペイは対応ブランドの幅を重視する店に合いやすいです。

ただし、どちらが絶対に正解というものではありません。ランチ中心の小規模店、夜営業中心の店、テイクアウトが多い店では、重視する点が変わります。

手数料を抑えるより大切なこと

決済手数料を抑えることは大切です。しかし、手数料だけを見て使いにくい端末を選ぶと、現場でストレスになります。

スタッフが迷わず使えるか、レジ締めが楽になるか、入金予定を把握しやすいか。こうした点も、飲食店では重要です。

実際にSquareを飲食店で運用した経験や、審査時に確認された内容については、Square審査の実体験でも詳しく紹介しています。

まとめ|Squareの手数料は負担だが、売上機会も見る

Squareの手数料は、月商が上がるほど負担額も大きくなります。

しかし、飲食店では手数料だけで判断すると、カード払いを希望するお客様を逃す可能性があります。

大切なのは、月商別の負担額を把握したうえで、売上機会、現金管理、レジ締め時間、入金スピードまで含めて判断することです。

手数料はコストですが、売上を取りこぼさないための投資でもあります。自分の店の客単価と支払い傾向に合わせて判断してください。

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この記事を書いた人

実店舗経営30年。固定費の見直し(電気・通信・保険)で年間約19万円を削減した経験をもとに、小規模事業者が「知らないと損する」お金の話を発信。難しい経営知識より、明日から使える実践情報を優先しています。

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